
地下貯蔵タンクの漏れの点検|周期・点検者・記録の判定手順
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地下貯蔵タンクの漏れの点検|周期・点検者・記録の判定手順
地下貯蔵タンク等の漏れの点検は、まず対象外条件を確認し、タンクの種類、完成検査済証、漏えい防止措置から1年または3年の周期を分け、完成検査済証交付日または直近点検日から期限を判定します。受託会社は、点検方法や民間資格の名称を推測で補わず、規則にある対象、条件、点検を行う者、記録の保存を設備ごとに確認します。
地下貯蔵タンクという名称だけで、全てを毎年の点検対象と決めることはできません。対象外となる条件、3年となる条件、二重殻タンクの強化プラスチック製外殻の扱いは別の規定にあるため、確認表では一つの「例外」としてまとめず、条件ごとに根拠を残します。
地下貯蔵タンク等の漏れ点検と期限判定
地下貯蔵タンク等の漏れの点検とは、規則62条の5の2が対象とする地下貯蔵タンクと二重殻タンクの強化プラスチック製外殻について、対象外条件、周期、実施者を確認して行う点検です。
地下貯蔵タンクの漏れの点検は原則1年ですが、完成検査を受けた日から15年を超えないもの、または告示で定める漏えいの覚知と拡散防止の措置があるものは3年です。二重殻タンクの強化プラスチック製外殻も3年です(危険物の規制に関する規則62条の5の2第2項、2026-09-15確認)。確認表には、タンク区分、措置の根拠、完成検査済証交付日、直近日、周期、期限月、実施者、記録の所在を置きます。
| 確認する項目 | 判定で見ること | 記録する内容 |
|---|---|---|
| 設備区分 | 地下貯蔵タンクまたは外殻か | タンク識別と仕様 |
| 対象外条件 | 規則1項のただし書に当たるか | 確認した措置と根拠 |
| 周期 | 1年または3年の条件 | 適用条文と起算日 |
| 点検後 | 実施者、結果、次回期限 | 記録の所在と保存確認 |
定期点検を要する製造所等と対象設備を特定する

最初に、対象となる製造所等と、地下貯蔵タンクまたは二重殻タンクの強化プラスチック製外殻を特定します。定期点検を要する製造所等の範囲は、危険物の規制に関する政令8条の5で確認します(危険物の規制に関する政令8条の5、2026-09-15確認)。施設名や顧客の呼び方だけで対象を決めず、設備の仕様、完成検査済証、既存記録を照合します。
受託開始時には、タンク識別、設置場所、区分、完成検査済証の交付日、直近点検日、既存の措置に関する資料を集めます。資料が不足している場合は、同じ施設の別タンクの情報を転用せず、確認先と確認予定を残します。対象判定は、点検方法の選定や担当の割当より先に行います。
二重殻タンク等の対象外条件を条文で照合する

規則62条の5の2第1項ただし書には、二重殻タンクの内殻、告示で定める微少な漏れの検知と漏えい拡散防止の措置が講じられているもの、外殻と地下貯蔵タンクの間隙に検知用液体が満たされているものなどの対象外条件があります(危険物の規制に関する規則62条の5の2第1項、2026-09-15確認)。対象外の条件を、3年周期となる条件と同じものとして扱いません。
告示で定める措置の具体的な内容や、加圧・減圧などの点検方法は、この記事では断定しません。受託会社は、措置があるという説明だけで対象外とせず、設備資料、所管への確認、適用根拠を照合します。確認できない場合は、対象外として予定から外すのではなく、確認中の状態を残します。
1年と3年の周期と期限を判定する
対象かどうかを確認した後に、周期と起算日を判定します。期限を単純に前回の予定日から数えるのではなく、規則が定める起点と、期間を経過する日の属する月の末日を確認します。
タンク、外殻、措置の条件から周期を分ける

地下貯蔵タンクは原則1年ですが、完成検査を受けた日から15年を超えないもの、または規則62条の5の2第2項1号が参照する告示所定の措置があるものは3年です。同じく、二重殻タンクの強化プラスチック製外殻については3年です(危険物の規制に関する規則62条の5の2第2項、2026-09-15確認)。各数値は、どの設備とどの条件に対応するかを一続きで記録します。
第1項の対象外条件と、第2項の3年周期の条件は、文言が似ていても同じではありません。確認表では、対象外、1年、3年の列を分け、タンク区分と措置の根拠を対応させます。判定の前提が変わった場合は、以前の周期をそのまま使わず、条件から見直します。
完成検査済証交付日または直近日から起算する

期限の起点は、完成検査済証の交付を受けた日または直近に点検を行った日です。該当する期間を経過する日の属する月の末日までに点検を行います(危険物の規制に関する規則62条の5の2第2項、2026-09-15確認)。完成検査日、完成検査済証交付日、実施日を同じ日付として扱わず、根拠となる日付を資料で確認します。
直近点検日を使う場合は、その点検が当該規則に基づく漏れの点検か、対象タンクの記録と一致するかを確認します。期間をカレンダー上の任意の日に置き換えず、月末までという条件と一緒に次回期限を記録します。期限が変更される可能性があるときは、変更の根拠と確認日を残します。
期限月と次回の確認事項を別に記録する

期限月を把握した後、実際の訪問日、顧客との調整日、準備資料の確認日を分けます。期限月だけで作業が完了したと判断せず、点検結果、記録の作成、異常時の対応、次回の起算日を確認します。受託会社が複数施設を扱う場合も、期限が近い順だけで作業を組まず、対象外や周期の条件を再確認します。
施設全体の定期点検との関係は、危険物施設の定期点検で確認できます。この記事では、地下貯蔵タンク等の漏れの点検に固有の対象、周期、起算を扱い、他の点検の周期と一つにまとめません。
点検を行う者、結果、次回予定を管理する
点検の対象と期限が分かっても、誰がどの条件で行うか、結果をどのように記録するかを確認しなければ、受託計画は完成しません。民間資格名や測定機器の校正周期を一般化せず、規則が定める範囲にとどめます。
法令上の点検者要件と知識、技能の条件を確認する
規則62条の6では、危険物取扱者または危険物施設保安員が点検を行う者とされ、危険物取扱者の立会いがある場合の規定もあります。62条の5の2から62条の5の4の点検では、告示で定める点検方法に関する知識と技能を有する者に限る条件があります(危険物の規制に関する規則62条の6、2026-09-15確認)。
受託会社は、特定の民間資格名称だけで点検者を決めません。対象タンク、適用する条文、必要な知識と技能、立会いの有無を確認し、担当の割当はその確認結果と対応させます。作業の配置は、点検員の配置と予定管理も参照できます。
点検記録を3年間保存し異常対応と次回予定へ結ぶ
地下貯蔵タンクと二重殻タンクの強化プラスチック製外殻の漏れ点検記録は3年間保存します(危険物の規制に関する規則62条の8第2号、2026-09-15確認)。記録項目を法定事項として推測で列挙せず、対象タンク、実施日、実施者、結果、資料の所在を確認します。記録の保存と、次回点検の周期は同じ期間ではないため、別欄にします。他の点検報告書で確認する保存期間は、点検報告書の保存期間と区別します。
異常が見つかった場合は、対象、現状、顧客への連絡、追加確認、次の担当を記録します。記録の置き場所や設備の識別情報は、受託保守会社の設備台帳設計も参照し、点検記録と設備情報を取り違えないように整理します。
地下貯蔵タンクの漏れの点検でよくある質問
地下貯蔵タンクの漏れの点検はすべて毎年ですか
原則1年の対象と、条件により3年となる対象、対象外となる条件を規則62条の5の2に沿って分けます。タンク区分と措置の根拠を確認し、地下貯蔵タンクという名称だけで一律に決めません。
次回期限は何日で登録しますか
完成検査済証の交付を受けた日または直近点検日を確認し、該当期間を経過する日の属する月の末日までという条件と一緒に記録します。任意の訪問予定日を法定の起算日に置き換えません。
民間資格の名称だけで点検者を判断できますか
規則が定める危険物取扱者、危険物施設保安員、知識と技能、立会いの条件を確認します。民間資格名だけで、必要な条件を満たすと一般化しません。
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まとめ|対象、周期、起算を分けて期限を再現する
地下貯蔵タンク等の漏れの点検では、対象外条件、1年または3年の周期、完成検査済証交付日または直近日からの起算、月末までの期限、点検を行う者、記録の保存を分けて確認します。対象外と3年周期の条件を混同せず、タンクごとの根拠と確認日を残すことが、複数施設を受託する計画の精度につながります。
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