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消防用設備等の点検票・試験結果報告書|2026年改正の差替え一覧
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消防用設備等の点検票・試験結果報告書|2026年改正の差替え一覧

2026年11月2日17分で読める

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2026年3月6日の改正で差し替える点検票と試験結果報告書は、告示の種類、設備区分、様式番号を分けて確認します。泡消火設備と特定駐車場用泡消火設備を一つの票として扱ったり、点検票の更新だけで試験結果報告書も済んだと考えたりすると、受託物件ごとの書類管理がずれます。

まず現在使っている書類の版を物件単位で棚卸しし、対象設備と新しい様式を照合してください。この記事の対応表は、総務省消防庁の改正通知と配布資料をもとに受託会社の確認順を整理したもので、個別物件への適用を一律に判定するものではありません。

改正対象の様式を確かめる

改正資料では書類名の似た様式が複数あります。点検票、試験結果報告書、自主表示の様式を告示ごとに分けてから、設備別の番号を確認します。

点検票と試験結果報告書は何が違うか

点検票は定期点検の結果報告書に添付する設備別の記録であり、試験結果報告書は対象設備の試験結果を記す別の書類です。名称が近くても、根拠となる告示と様式番号は分けて照合します。

書類根拠となる告示この改正で確認する対象
点検票消防用設備等の点検の基準及び消防用設備等点検結果報告書に添付する点検票の様式を定める件(昭和50年消防庁告示第14号)泡消火設備、特定駐車場用泡消火設備、動力消防ポンプ設備
試験結果報告書消防用設備等試験結果報告書の様式を定める件(平成元年消防庁告示第4号)泡消火設備、特定駐車場用泡消火設備
自主表示の試験結果に係る様式平成26年消防庁告示第9号動力消防ポンプに関係する様式

点検業務を受託するときは、提出書類の束の中で「点検票」「試験結果報告書」「自主表示の様式」を別々に管理します。同じ設備名が複数の書類に現れても、差し替えるべきファイルは共通とは限りません。改正対象の一覧を先に作ると、現場で記入する票と事務所で添付する書類の照合がしやすくなります(消防予第59号、2026-10-25確認)。

点検票と試験結果報告書を告示別に仕分ける手順
点検票と試験結果報告書を告示別に仕分ける手順

泡消火設備と特定駐車場用の様式を分ける

泡消火設備と特定駐車場用泡消火設備は名前が似ていますが、点検票と試験結果報告書の番号を設備ごとに照合します。点検告示では前者の点検票が別記様式第五、後者が別記様式第三十六です。試験告示でも前者が別記様式第五、後者が別記様式第三十八と分かれます(消防予第59号、2026-10-25確認)。

設備区分点検票試験結果報告書
泡消火設備点検告示・別記様式第五試験告示・別記様式第五
特定駐車場用泡消火設備点検告示・別記様式第三十六試験告示・別記様式第三十八

「第五」という番号だけで書類を選ぶと、二つの告示を取り違えます。物件台帳の設備名称、書類の表題、告示名、様式番号の四つを一組で照合してください。駐車場を含む物件でも、設備名称を場所だけから推測せず、既存の設備台帳と設置関係資料を確認します。設備別の点検票の選び方は消防用設備等の点検票の整理にもまとめています。

二つの泡消火設備に対応する様式番号の対照
二つの泡消火設備に対応する様式番号の対照

動力消防ポンプと自主表示の改正箇所を拾う

動力消防ポンプ設備では、点検告示の別表第十と別記様式第十が改正対象です。背景には、内燃機関に加えて電動機を原動力とする動力消防ポンプが規格省令に規定されたことがあります。内燃機関と電動機を併せて使うものも、通知が挙げる範囲に含まれます(消防予第59号、2026-10-25確認)。

別に、自主表示の試験結果に係る平成26年消防庁告示第9号の様式一も整備されています。ただし自主表示の様式と、受託点検で報告書に添える点検票は同じ書類ではありません。台帳の「原動力」と書類の「用途」を分けて確認し、名前の近いファイルを上書きしないよう版を分けて保管します。現場用の点検票を入れ替える担当と、提出用の書類一式を確認する担当を決めると、差し替え漏れを追いやすくなります。

動力消防ポンプの原動力と書類用途を分けた確認図
動力消防ポンプの原動力と書類用途を分けた確認図

受託会社で切り替える順序

受託物件ごとの切替は、施行日の確認から始め、使用中の版を棚卸しし、提出前に記入済み書類と照合して完了します。各段階の確認者を残してください。

公布日と施行日を確認する

この改正は2026年3月6日に公布され、関係する改正省令・告示は公布の日から施行されました。消防予第59号の説明には経過措置が「なし」と示されています。したがって、受託会社の書類管理では「いつか旧版の使用をやめる」という曖昧な予定ではなく、改正後の版を使用する案件と、既に作成した記録を分けて棚卸しします(消防予第59号、2026-10-25確認)。

もっとも、施行日の確認だけで個別の提出書類の扱いが自動的に決まるわけではありません。作業済みの記録、これから点検する案件、提出待ちの書類では状態が違います。対象告示の原文と消防庁が配布する最新版を確認し、顧客または提出先との取扱いに疑問が残る案件は、その案件単位で確認してください。「改正日」と「自社で差し替えを確認した日」を別欄に残すと、後から経緯を説明できます。

公布日と書類の使用状態を切り分ける時系列
公布日と書類の使用状態を切り分ける時系列

物件別の使用様式を棚卸しする

差し替えは書類フォルダを一括更新する前に、物件と設備の組み合わせから始めます。設備台帳に載る名称を確認し、現在の点検票、試験結果報告書の有無、使用版の保存場所、改正後の確認先を一行に置きます。複数物件を担当する会社では、同じ設備名でも書類の準備状態が異なるため、顧客単位のメモだけでは照合が足りません。

物件と設備旧版の保管先新版の確認先切替の確認者
物件台帳の該当行から転記読み取り用に残す場所告示と配布資料を照合票の担当と提出前の確認者

この表は調査結果ではなく、自社の棚卸しに使う項目例です。旧版の記録を消して新版だけ残すと、過去の点検時点で何を使ったか追えなくなります。過去の提出済み記録と、次の作業で用いる空票を別フォルダに分け、更新後のファイル名だけでなく取得元も記録してください。

物件台帳から使用様式の版へつなぐ棚卸し表
物件台帳から使用様式の版へつなぐ棚卸し表

提出前に記入済み書類を確認する

記入後の確認では、まず設備名称が点検票の対象と合うかを見ます。次に点検票と試験結果報告書をそれぞれの告示・様式番号で照合し、最後に提出する報告書一式に旧版の空票が混入していないかを調べます。現場で票を選ぶ段階と事務所で添付を確定する段階を分けると、どこで版がずれたかを特定できます。

書類を新しい様式に差し替えても、記入済みの値が正しいかという確認は残ります。設備の識別情報、点検した日、点検結果、添付する書類の組み合わせを読み合わせ、疑問点は提出前に確認します。報告書全体の作成順序は点検結果報告書の書き方で、点検済票と報告書の違いは点検済票の扱いで確認できます。

設備HUBの資料では、受託物件ごとの点検記録を整理する考え方をご案内しています。書類の切替と日常の管理方法を検討するときは、資料請求をご利用ください。

よくある質問

改正した点検票はいつから使いますか

関係する改正告示は2026年3月6日の公布日から施行され、消防予第59号には経過措置なしと記されています(消防予第59号、2026-10-25確認)。新たに使う空票の版を確かめる際は、対象設備と告示の別記様式番号を一緒に確認してください。既に作成した記録や提出待ちの書類で判断に迷う場合は、点検日と提出状態を示して提出先に確認するのが確実です。

泡消火設備の点検票はすべて同じですか

同じ票として扱いません。泡消火設備は点検告示の別記様式第五、特定駐車場用泡消火設備は別記様式第三十六を確認します(消防予第59号、2026-10-25確認)。駐車場にあるという場所の情報だけで決めず、設備台帳の名称と設置関係資料を照合してください。票の表題が似ていても、様式番号まで見ればファイルの取り違えを防ぎやすくなります。

試験結果報告書も確認が必要ですか

必要です。試験告示の改正対象には、泡消火設備の別記様式第五と特定駐車場用泡消火設備の別記様式第三十八が含まれます(消防予第59号、2026-10-25確認)。点検票だけを更新すると、提出書類の束に旧版の試験結果報告書が残る可能性があります。作業開始前に空票を、提出前に記入済み書類を確認する二段階の照合が役立ちます。

点検済票も同じ改正対象ですか

消防予第59号がここで列挙する点検票・試験結果報告書・自主表示の様式と、点検済票を一括りにしないでください。この通知の列挙から点検済票まで同じ改正対象だと決めることはできません。点検済票の発行や表示に関する取扱いを確かめるときは、その書類の根拠と提出先の運用を別途確認し、今回の様式差し替え一覧と管理欄を分けます。

改正対応では、告示名・設備名・様式番号・使用版の四つを一組で残すことが、受託会社の提出前確認を支えます。物件ごとの棚卸し表を更新し、担当者が同じ版を参照できる状態にしてください。

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